はじめに
「マテ茶」というお茶を聞いたことはありますか?「名前は聞いたことがある!」という人は多いかもしれませんが、どんなお茶か?までは知っている人は少ないでしょう。
南米では、コーヒーや紅茶と並ぶほど親しまれている飲み物ですが、日本ではまだ馴染みが浅いのが現状です。しかしマテ茶には、他の飲み物とは違った、独特の魅力があります。
朝から晩まで、仕事中も散歩中も、どこへ行ってもマテ茶と共に過ごす南米の人々。その文化に触れた私は、驚きとともに「この素晴らしい飲み物を日本の人たちにも届けたい」と強く思いました。
マテ茶は、専用の茶器で飲む独特なスタイルと健康効果を兼ね備えた、まさにライフスタイルの一部となる存在です。このブログでは、マテ茶専門店・マテ茶サロンTERERÉのショップオーナーである私がどのようにしてマテ茶と出会い、日本に広めることを決意したのかをお話しします。ぜひ最後までお読みいただき、マテ茶の世界をのぞきに来ていただけたら幸いです。
マテ茶との出会い
マテ茶に出会ったのは、私は日本大使館の駐在員としてパラグアイに住んでいた時のことです。街中を歩けば、そこら中でマテ茶を飲む人々の姿が目に入る。街中を歩いている人達、タクシーの運転手が運転しながら、オフィスでは必ず机の上にマテ茶。水やお湯を継ぎ足して飲むため、みんな大きなポットとマテのマイカップを持参している。子供と散歩をするお父さんも、左手は子供と手を繋ぎ、脇にポット、右手にマテカップ。この光景は、私にとって衝撃的でした。
はじめは、正直「ただのお茶でしょ?」と思っていました。
しかし、よく考えると朝から晩まで1日中ずっと嗜む嗜好品って他にない。タバコもコーヒーも、吸い続けたり飲み続けたりするものではない。他の嗜好品にはない何かをマテ茶に感じました。
気温40度近い真夏のパラグアイ。ある日、広場で目に入ったマテ茶の屋台によりました。そこで飲んだのが、キンキンに冷えたテレレ(アイスマテ茶)でした。
ミントやハーブがブレンドされたマテ茶を一口。お茶のほのかな苦味の後に、爽快感が駆け抜ける。
専用のカップとボンビージャ(金属製の茶漉しストロー)で飲むスタイルも新鮮で、ボンビージャから伝わる冷たい水温がまた格別でした。
その日からマテ茶のとりこになった私は毎日マテ茶を飲むようになりました。
マテ茶を日本に広めたい理由
ひと昔前、日本でもコカ・コーラ社によって「太陽のマテ茶」という商品が販売されていました。この商品は既に販売終了していますが、それをきっかけに「マテ茶」という名前を知っている人は多いです。しかし、本場の飲み方を知っている人は少ない。本場南米のマテ茶の文化を、日本の方達にも感じてほしい。単なる飲み物を超えたマテ茶のライフスタイルを知ってもらいたいと思いました。
調べてみると、マテ茶は世界三大飲料の一つ。しかしながら、マテ茶が生育できる気象条件が限られているため、コーヒーや紅茶のようにこれまで世界中には広まっていない。
「だったら、自分の手で日本でマテ茶を売るしかない。マテ茶の専門店を作ろう。」
そう決意してから、頭の中は毎日マテ茶のことばかり。
いても立ってもいられない。思い立ったら即行動するタイプの私は、任期を残して大使館の駐在員を退職、マテ茶の輸入販売に向けて1年間準備しました。
輸入の方法、ECサイトの作り方もすべて、マテ茶への熱だけで一からスタート。
パラグアイのスーパーに売っていたマテ茶の茶葉を片っ端から買い漁り、日本に持ち帰り、飲み比べた結果、一番美味しかったPajarito(パハリート)のブランドを輸入することに決めました。
その後パラグアイへ戻り、Pajaritoの社長へ直談判。門前払いされるかと思いきや、快く日本への輸入を受け入れてくださりました。

Pajaritoの社長ご夫婦と
マテ茶サロンTERERÉのこだわり
当ショップでは、オーナーがマテ茶の本場パラグアイで、数あるマテ茶のブランドを飲み尽くして「一番美味しい!」と自信を持って皆さんにお勧めできる、Pajaritoブランドを輸入販売しています。現地の生産者から直接輸入をしており、農薬不使用、収穫まで全て手作業、安心して楽しめるマテ茶です。夏は暑い、冬は寒いパラグアイだからこそホットとアイスどちらでも美味しく飲める品質の茶葉となっているのが特徴です。
健康意識が高い方、いつものティータイムに少しアクセントを加えたい方、異文化を感じたい方、そんな方々はぜひ試してみてください!
オーナープロフィール
★名前:ガリド
★東京都狛江市出身
★スペイン人の父と日本人の母を持つ
★大学時代にメキシコへ留学
★大学院で地理学修士取得
★外務省在外公館派遣員として在グアテマラ日本国大使館勤務
★外務省専門調査員として在パラグアイ日本国大使館勤務
★パラグアイでマテ茶文化に触れ、日本での輸入・販売を決意
★2024年11月に「マテ茶サロンTERERÉ」を開業、マテ茶の輸入販売を開始