マテ茶は南米で親しまれているお茶で、独特な風味と多くの健康効果が期待されている世界3大飲料のひとつです。日本でも人気が高まっているマテ茶ですが、正しい淹れ方を知ると、より美味しく味わうことができます。この記事では、初めての方にもわかりやすいように、マテ茶専門店がマテ茶を美味しく飲むための手順を本場のスタイルで詳しくご紹介します。
①カップを用意する
大きすぎるカップや、口が広いタイプ、底が浅いタイプのカップは、飲む際にボンビージャ(専用の金属ストロー)が安定しないので、マテ茶には不向きです。
口がつぼまっているカップ、エッグ型のカップ、底の深い細長いカップが適しています。ステンレス製のタンブラーなどは、ホット・アイスどちらのマテ茶でも使用できて便利です。
マテ茶専用のカップとボンビージャも当ショップにて販売しております。以下のリンクからご購入いただけます。
口がつぼまっているカップ、エッグ型のカップ、底の深い細長いカップが適しています。ステンレス製のタンブラーなどは、ホット・アイスどちらのマテ茶でも使用できて便利です。
マテ茶専用のカップとボンビージャも当ショップにて販売しております。以下のリンクからご購入いただけます。
②お湯または水を用意する
お湯の場合:
お湯の場合、70℃くらいが適温です。お湯の水面に小さな気泡が浮かびはじめた頃が目安となります。沸騰させてしまうと水は酸素を含まなくなり、マテ茶の味を変化させてしまい美味しく飲むことができません。一度沸騰させてから冷ますのも同様です。
水の場合:
氷でよく冷えている水を使います。
※継ぎ足しで飲んでいくので、お湯や水はポットなどに用意しておくと便利です。
お湯の場合、70℃くらいが適温です。お湯の水面に小さな気泡が浮かびはじめた頃が目安となります。沸騰させてしまうと水は酸素を含まなくなり、マテ茶の味を変化させてしまい美味しく飲むことができません。一度沸騰させてから冷ますのも同様です。
水の場合:
氷でよく冷えている水を使います。
※継ぎ足しで飲んでいくので、お湯や水はポットなどに用意しておくと便利です。
③茶葉を入れる
マテ茶の茶葉をカップの3/4ほど入れます。カップが大きければ半分程度でも大丈夫です。
④茶葉を振る
カップの口を手のひらで蓋をして、軽く振ります。振ることによって、大きい茶葉と小さい茶葉が均等に混ざり、飲むときに茶葉がボンビージャに詰まりにくくなります。
⑤茶葉で斜面を作る
カップの中の茶葉で、山と谷ができるように斜面を作ります。
⑥茶葉にお湯または水を浸透させる
茶葉の谷のほうに、少量のお湯または水を入れて、底の茶葉を蒸らします。
⑦ボンビージャを差し込む
お湯または水が茶葉に浸透したら、茶葉の谷の部分に埋め込むように、ボンビージャを差し込みます。
⑧お湯または水を注ぐ
お湯または水を茶葉の谷の部分に注ぎます。茶葉を全て濡らしてしまわないように、斜面の途中まで入れてください。上部の茶葉は乾いた状態が理想的です。
⑨飲む
茶葉を長時間お湯や水で浸しておくと、味が濃くなって苦味が出てしまうので一口で飲む分を注いでいくのがベストです。
飲み干したら再び、茶葉の谷の部分にお湯または水を注いでいきます。これを繰り返し味が出なくなるまで継ぎ足しで飲むことができます。
徐々に茶葉の斜面が崩れていき、茶葉が全て濡れて味が出なくなった頃が、茶葉を変えるタイミングの目安となります。
※ボンビージャをまわしたり、動かしたりすると茶葉が詰まるので、一度差し込んだボンビージャは動かさずに固定して飲みます。
飲み干したら再び、茶葉の谷の部分にお湯または水を注いでいきます。これを繰り返し味が出なくなるまで継ぎ足しで飲むことができます。
徐々に茶葉の斜面が崩れていき、茶葉が全て濡れて味が出なくなった頃が、茶葉を変えるタイミングの目安となります。
※ボンビージャをまわしたり、動かしたりすると茶葉が詰まるので、一度差し込んだボンビージャは動かさずに固定して飲みます。
⑩アレンジして楽しむ
マテ茶はそのままでも美味しくいただけますが、アレンジを加えることでさらに楽しめます。例えば、ハチミツや砂糖で甘みをつけると、まろやかな風味が引き立ちます。その場合茶葉のほうにハチミツや砂糖を加えてOKです。また、茶葉に注ぐ水やお湯にカットレモンや柑橘系の果物を入れたり、ミントやカモミールなどお好みのハーブとブレンドするのもおすすめです。
⑪保存方法
一度開封した茶葉は、密閉して保管してください。フリーザーパックなど密閉できるものに移し替えることをおすすめします。また直射日光や湿度は茶葉の品質を劣化させてしまいます。
匂いの強いものの近くに置いて茶葉を保管するのも避けてください。匂いが移りやすくマテ茶の風味が失われてしまいます。
マテ茶は、少し手間をかけるだけで深みのある味を楽しめる飲み物です。専用のカップやボンビージャを使い、茶葉を均等に混ぜて、少しずつお湯や水を注ぐことで、味わいが変化していくのが醍醐味です。ぜひ本記事の手順を参考に、マテ茶の豊かな風味を心ゆくまで堪能してください。
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